【オリックス】2試合連続の逆転負け…中嶋政権初の4カード連続負け越しの屈辱
◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス1―2中日(2日・京セラドーム) オリックスが2試合連続となる逆転負けを喫した。 7回1死一、二塁で若月が左前適時打を放って、先取点をもたらしたが、8回に2番手・本田がディカーソンに同点の右越えソロを許した。そして、延長12回2死二塁で右腕・阿部が中田に左越えの決勝二塁打を浴びた。 打線が8回2死満塁の好機で無得点に終わるなど、再三のチャンスを生かせなかったことが響いた。 敗戦の中、明るい材料は先発の曽谷の快投だ。最速151キロの直球とスライダー、フォークを武器に1回1死からは4者連続三振を奪うなど、7回4安打無失点にまとめた。前回5月25日の西武戦(ベルーナD)では、3点リードの7回に5安打4失点の集中砲火を浴びたが、変わり身を見せた。 4カード連続の負け越しは21年からの中嶋政権で初の屈辱。リーグ3連覇中の王者がもがき苦しんでいる。
報知新聞社