核兵器廃絶平和都市宣言制定から40年 11基目の標柱を設置「率先して世界に平和を発信」静岡・富士宮市
静岡県富士宮市では核兵器廃絶平和宣言都市標柱の除幕式が開かれました。 富士宮市は1984年10月2日に核兵器廃絶平和都市宣言を制定してから、今年で40年の節目となります。 市では2009年から市内の公共施設に平和へのメッセージを込めた標柱の設置を進めていて、今回須藤秀忠市長や「建設を進める会」のメンバーなどおよそ20人が、白尾山公園に集まり市内11基目となる標柱を設置しました。 標柱は高さ2メートル、幅1メートルで、富士山をイメージした形で両手から飛び出す白いハトが、平和と優しさを表現しています。 進める会の代表は「戦争で被爆したのは日本だけ。率先して世界に平和を発信していかなければいけない」と話していました。