鍵を手放したくない…! 2024年長期テストで最も好印象だったクルマ 8選
慰労賞
お借りしたクルマを手ぶらで帰すことがないよう、独自の賞を設けた。文尾のアルファベットは推薦記者のイニシャル。 ■ホンダe:Ny1 「ホンダeが大好きなので、e:Ny1も好きになりたかったが、運転してみると、ごく普通のクルマだった。残念だ。それでも、同僚に乗せてもらったときには、後部座席が驚くほど広かったので、『ビーツ・ウォーキング賞』を贈りたい」 - MT ■日産アリア 「この電動SUVは、必要な装備がすべて整っているという点で『チェック・ザ・スペック賞』にふさわしい。コンフィギュレーターをうまく使えば、素敵なインテリアと実用的なデザイン、そして十分な航続距離を組み合わせることができる」 - MS ■スバル・クロストレック 「スバルのインフォテインメント・システムは、誕生日や記念日をリマインドするようにプログラムできる。わたしの友人はこの機能を悪用して、わたしが朝出勤するときにかなりきわどいメッセージを表示して驚かせた。そこで、『ノット・セーフ・フォー・ワーク(NSFW)賞』を授与する」 - KC ■ダチア・サンデロ・ステップウェイ 「わたしはほぼ毎日、8時間も画面上のマガジンを見つめているので、必要なものはすべて揃い、不要なものは何もないこのクルマは、わたしの目と脳を休ませてくれるという点で『デジタル・デトックス賞』に値する」 - KC ■スコダ・カミック 「壁に塗る無難なオフホワイトのような、目立たないがしっかりとした存在感を示すスコダの最小クロスオーバーに、今年の『デラックス・マグノリア賞』を贈る」 - JA ■シトロエンC4 X 「僕は2024年の『コンフォート・フード賞』を、あまり評価されていないが、すんなりと生活に溶け込むC4 Xに贈りたい。シトロエンらしく、予想通りに凸凹を吸収し、長い一日の終わりにリラックスできる仲間となってくれる」 - JB ■ポールスター2 「ハンサムで、インテリアは美しくミニマルかつ実用的。ドライビング・ポジションも良く、価格も手頃で運転も楽しい。さらに航続距離も長い。だからポールスター2は、『イッツ・エレクトリック賞』にふさわしい」 - WR
フェリックス・ペイジ(執筆) 林汰久也(翻訳)