【みやこS】前走3着サンライズジパング 脚元問題なし
<栗東トレセン> サンライズジパングは前走のJDCで3着。上位2頭には離されたが、好位から手応え以上のしぶとさを見せた。音無調教師は「前走は1コーナーで勝ち馬に寄られたときに自分で(自分の)脚をぶつけていたし、上がってきたときから歩様が悪かった。今は脚元の問題はないし、具合はいい。勝たないとチャンピオンズCに出られないので頑張ってほしい」と期待を寄せた。 ミッキーヌチバナは前走(6着)の平安Sで大外を回ってメンバー最速タイの上がり3ハロン36秒4の末脚を繰り出した。ロスなく運べていれば、際どい勝負だったはず。高橋亮調教師は「普段は気配を良く見せるタイプではないが、ハミ掛かりが良くて、コンディションは上がっている。京都は合うし、立ち回りひとつ」と好ムードを伝えた。 ダンテバローズは前走のアカイトリノムスメCで好位から抜け出してオープン入り。上村調教師は「前走が仕上がり途上の中で勝ってくれたので、状態は良くなっている。時計勝負だと分が悪いので、天気が悪くならなければ」と空を見上げた。 アウトレンジは前走のラジオ日本賞で前めから押し切ってオープン初勝利。素質は高く、自分のリズムで運べれば、重賞でも好勝負になっていい。大久保調教師は「もともと脚元が弱く大事に使ってきた馬ですが、重賞戦線に乗せたいと思っていた一頭でした。コースを問わずに走っていますし、京都も問題ないです。重賞でどこまでやれるか楽しみです」と語った。