山梨県の質問封じに再抗議 報道側が批判「事実誤認」
山梨県の長崎幸太郎知事への個別インタビュー取材を巡り、県が自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件の関連質問を扱わないよう報道各社に求めた問題で、山梨県政記者クラブは5日、長崎氏らに抗議文を再度提出した。取材活動規制を否定し「行き違い」を主張する県の回答は「一方的な決め付けで事実誤認だ」と批判。県側に認識を改めるよう要請した。 2月のインタビュー実施に先立ち、県側は質問の事前提出を要求。政治資金関係の質問を削除しないと取材に応じないなどと通告した。複数社は尋ねたものの、地元民放1社が取材拒否された。