Rソシエダード、国王杯1回戦延期の影響で24日開催バスクダービーは来月にずれ込む可能性浮上
レアル・ソシエダードは国王杯1回戦延期の影響を受け、ビルバオとのバスクダービーが12月にずれ込む可能性があるとスペイン紙マルカ電子版が4日に報じた。 Rソシエダードは当初、先月31日に国王杯1回戦ホベ・エスパニョール戦に臨む予定だった。しかし、バレンシア州を中心としたスペイン東部を襲った暴風雨による洪水の被害が甚大となり延期決定。現在、スペインサッカー連盟が新しい日時を検討しているが、12月3日から5日にかけて開催される2回戦の組み合わせ抽選会を今月27日に実施予定のため、その前までに試合を行わなければならないとのことだ。 そんな中、同紙によると2つの日付が候補に挙がっているという。1つ目は今月21日。しかし、この日は国際Aマッチ期間のため、アルグアシル監督は代表選手の多くをメンバーに加えられない可能性がある。 久保建英が日本代表、レミーロ、スビメンディ、オヤルサバルがスペイン代表、トゥリエンテスとハビ・ロペスがU-21スペイン代表、スチッチがクロアチア代表、オスカルソンがアイスランド代表、アランブルがベネズエラ代表、ベッカーがスリナム代表、アゲルドがモロッコ代表と、11人がそれぞれ呼ばれる可能性が高い。そうなった場合、多くの選手を欠いた状態で臨まざるを得ないだろう。 2つ目の選択肢は今月23日か24日。この場合、24日に開催予定のスペインリーグ第14節ビルバオ戦を別日に移す必要があり、その代替日として12月18日が考えられている。(高橋智行通信員)