【疲れが溜まって背中がガチガチ!】30秒背中を丸めるだけ|姿勢改善にも効く「脊柱起立筋ほぐし」
背中の張りや痛みを感じる原因は、背筋を伸ばす筋肉である脊柱起立筋が硬くなっているからかもしれません。30秒でできる簡単ストレッチで、背中をすっきりほぐしましょう。 <動画で見る>【疲れが溜まって背中がガチガチ!】30秒背中を丸めるだけ|姿勢改善にも効く「脊柱起立筋ほぐし ■脊柱起立筋とは? 脊柱起立筋とは、後頭部から腰にかけてつく「棘筋」「最長筋」「腸肋筋」の3つの筋肉群の総称です。背骨(脊柱)を立てて姿勢を維持するための重要な筋肉で、姿勢をまっすぐ伸ばす以外にも、背中を反らせる時や体を横に倒す時にも使われます。 ■■ガチガチ背中は脊柱起立筋の硬さが原因かも 脊柱起立筋は重力に逆らって体を支えなくてはいけないため、常に緊張状態になっている筋肉です。脊柱起立筋に疲労が溜まり硬くなると、背中の張りや痛み、詰まったような感覚が生じます。背中だけでなく、関連する腰や肩・首にも張りや痛みが出たり、自律神経のバランスが崩れたりすることもあります。いつも背中がガチガチで背筋がスッと伸びる感覚がない人は、定期的にストレッチをするようにしましょう。 ■■脊柱起立筋をほぐせば嬉しい効果も ・背中の張り予防、緩和 ・肩こりや腰痛の予防、緩和 ・姿勢の改善、猫背予防 ・血行促進 ・自律神経調整 ■硬くなった脊柱起立筋をゆるめる家トレ ■■やり方 ①床に座り、足裏を合わせて合せきの状態になり、両手でそれぞれの足首付近を持ちます。 ②両腕はピンと伸ばしたまま背中を丸めて、体重を後ろにかけながら上半身を後ろに引きます。背中の伸びが心地よいところで30秒呼吸します。 ライター/小野田貴代(ヨガ講師)
小野田貴代