【No No Girls】ちゃんみな、最終審査のソロ曲決めで候補者10人と面談 KOKONAはポールダンス挑む
“完璧主義”だったJISOOはソロ曲に笑顔「楽しんでる私をちゃんみなさんに見てほしい」
SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第13回『Ep.13/ Final Round -alone-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで3日に配信された。今回は最終審査に挑む10人のソロ曲が決定する様子が放送された。 【動画】ちゃんみなとSKY-HIが思わず涙『No No Girls』でのパフォーマンスの様子 同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。11日に神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。 最終審査に挑むのは、KOKO、KOKONA、KOHARU、JISOO、CHIKA、NAOKO、FUMINO、MAHINA、MOMOKA、YURIの10人。5人ずつの2グループに分かれ課題曲を披露する。課題曲はちゃんみな作の『drop』。同曲は4次審査のクリエイティブ審査でHip Hopとして与えられたトラックに、ちゃんみなが歌詞やメロディーをつけ完成させたもの。さらに、ちゃんみなの楽曲の中から自分で1曲を選び披露するソロ審査も行われる。歌詞のアレンジやキーの変更などの判断はそれぞれにゆだねられる。 今回はちゃんみなが候補生ひとりひとりと面談する様子が放送され、KOKONA、JISOO、NAOKO、MAHINA、MOMOKA、YURIの6人のソロ曲が決定した。 面談でちゃんみなから「どんな『No』と闘ってきたのか」と聞かれたKOKONAは、ネット上の批判を挙げた。「批判をされている人たちに対して、批判に対してマインドが変わってくれたらという方が強いかもしれない」と語り、「自分の歌詞を自分のものにして、声にして届けたい」と思いを伝えた。KOKONAの気持ちを受けたちゃんみなは、自身の曲の中から『TO HATERS』をチョイス。同曲はちゃんみながデビューした2017年に発表した楽曲で、SNSで批判された時の痛みや批判に対しての怒りを内包している。これまでルッキズムや楽曲のジャンルで『No』と闘ってきたというちゃんみなは、「この楽曲を作った時、私も似たような思いをしていて。『高校生RAP選手権』に出たばかりの時に評判がひとり歩きした。『私が見せられるものが少ない』っていう、もどかしさにやられた時に書いた曲」と振り返った。 楽曲のメッセージ性に共感したKOKONAにちゃんみなは、「KOKONAは今までいろんな部分を見せて来たけど まだディープなところが見えていない。そこを演出でいろいろ出して」と伝え、「『ライブを通して何を伝えたいか』が一番大事になってくる。精一杯、自分のやりたいことをやって、人生をかけた作品だと思って最高の作品を作ってみて」と背中を押した。 さらに同曲でちゃんみながポールダンスを披露していることから、KOKONAも「自分もやりたい」とポールダンスに挑戦することに。「最初の方は、ちゃんみなさんのマネになっちゃうな……という思いもあったんですけど」と吐露し、「『TO HATERS』に『努力もしないくせにWhy are you jealous on me?(なぜ私に嫉妬するの?)』という歌詞があって、その歌詞と自分がしっかりリンクしているかどうか、まだ少し自信がない部分があった。だから、『ちゃんと努力が見えるようなことをしたい』と思って、ポールダンスを取り入れようと思いました」と、あえて難しいチャレンジを選択した。配信ではKOKONAがV字バランスをしながらボーカルの練習をする様子や、自宅にもポールを設置して練習する様子などが流れた。 韓国人のJISOOは、これまでちゃんみなから「“まぁいっか”が無さすぎる。それがパフォーマンスに出ていて、ずっと緊張していて硬い。泣きたい時は泣いてほしい」と完璧主義な点を指摘されてきた。ちゃんみなの言葉に「『私は私のままで頑張ろう』って、ちょっと気が楽になりました」とホッとした様子。「オーディション番組はずっと撮影されているので、失敗するところも全部見えるし、そういうのが本当に嫌だった」と振り返り、「でも今考えてみたら、私が目指している“完璧な状態”って、いつなれるか分からない。完璧な状態になれないと、私はデビューできないんだと思っていた」と、自分で自分を追い込んでいたことに気づいたという。 また、「私自身は、『結構楽しんでる』と思っていたんですけど、『みんなでやる時』は楽しいけど、なぜか自分のことになったら1回も楽しみながらしたことがないということに、最近気がつきました。特に歌は、考えてみたら1回も楽しみながらやったことがない」と語った。 そんな完璧主義なJISOOにちゃんみなが提案したソロ曲が、『I’m Not OK』。海外ロックを思わせる曲調で前編英語詞の楽曲。「私は大丈夫じゃない。そして、それで大丈夫。それが私」という自己肯定の気持ちを込めている。ちゃんみなは「私も“自分らしくないこと”をやれって言われたことがいっぱいあるんだけど、それがすごく悔しかった。私って平気そうに見えるから、いろんな人からお願いされたり、無理なことも『大丈夫です』って無理やりやっちゃうこともあった。そういう時にすごく自分の精神を病んだ」と振り返った。「JISOOの話を聞いていると、『I’m Not OK』が合っているんじゃないかと思う」と勧めた。 JISOOは「自分を好きになって自信を持って、見ている方も私の自信を感じられる人になりたい」と語り、ショートヘアにイメチェンして『I’m Not OK』の練習に励んだ。JISOOは笑顔を見せると「本当にめっちゃ楽しみ。いつもちゃんみなさから『楽しんでる?』って言われてきたので、楽しんでる私をちゃんみなさんに見てほしいです」と自信の表情を浮かべた。配信ではJISOOの母親が韓国から応援にかけつけ、手作りのキンパを振る舞う場面も。JISOOは「本当に幸せです。とてもおいしいです。100%以上に元気が出ました」と喜んだ。6人のソロ曲は以下の通り。 ○候補者のソロ曲 KOKONA/『TO HATERS』 JISOO/『I’m Not OK』 NAOKO/『^_^』(ハッピー) MAHINA/『花火』 MOMOKA/『PAIN IS BEAUTY』 YURI/『ハレンチ』
ENCOUNT編集部