トレンド入りした“聖火の人”はジダンでもナダルでもなく謎の人物 パリ五輪開会式を派手に駆け巡る
パリ五輪の開会式が現地時間26日、フランス・パリのセーヌ川で開催。開会式の聖火リレーでは、“謎の人物”が聖火ランナーとして長時間にわたって登場しました。 【画像】聖火台が浮いている!?点火されパリの上空に浮かんだ聖火台の様子 開会式がスタートすると聖火を持つ元サッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダン氏が登場。ジダン氏から子供たちに託された聖火は、黒いマントと白いフードを身につけ、顔を黒いフェンシングのマスクようなもので覆った人物と共にボートでセーヌ川へ送られます。 そしてその人物は、聖火を持つとフランス発祥であるパルクールでパリの街を駆け抜けました。 謎の人物はルーブル美術館に入ると、ミロのヴィーナスや展示された絵画たちに不審がられ、のぞき込まれるなど有名な美術品ともコラボ。その後、その人物は白黒の世界にはいると、聖火の炎を使い気球に乗り込んでいきました。 その後も船上のパリコレに参加し、ダンスを披露するなどやりたい放題でしたが、最後は再びジダン氏に聖火を託し、大役を終えました。 最後までこの“謎の人物”の正体は明かされることはありませんでしたが、SNS上では“聖火の人”と呼ぶ声が多く、「こんなんカッコイイだろ!」「パリの聖火の人が刺さる」と盛り上がりを見せ、一時はトレンド入りする事態となりました。