博多祇園山笠の「飾り山笠（かざりやま）」は、高さ10数メートルに達します。6月1日から準備が始まった山笠は、飾り山の設置に向けて安全を祈願する「小屋入り」の神事が行われました。 【写真で見る】飾り山の設置に向けて安全を祈願する「小屋入り」の神事 ■「元気のある山笠を」 3日午前、福岡市中央区の商業施設「マークイズ福岡ももち」で行われた十番山笠・福岡ドームの小屋入りの神事には、当番法被姿の関係者約30人が参加しました。櫛田神社の神職が祝詞を奏上し、祭りの成功や飾り山笠の制作が安全に行われるよう祈願しました。 十番山笠福岡ドーム　安積研二 総務 「山笠らしく元気のある山笠を見ながら、参加している人も見に来られたお客さんも楽しんでもらえる、楽しいく安心で安全の山笠を作っていきたい」 ■13基の飾り山笠は7月1日から一斉公開 十番山笠・福岡ドームの2024年の標題は、表が福岡ソフトバンクホークスの今シーズンのスローガン「VIVA」にちなみ「美破鷹之誉（びばたかのほまれ）」、見送りは「武魁神剣誉（ぶのさきがけしんけんのほまれ）」です。博多祇園山笠は7月1日から13基の飾り山笠が一斉に公開されます。