「残留争いはタイトルよりも難しい」モウリーニョの持論…プレミア復帰&代表監督就任は「いつかやってみたい」
フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督はイギリス『スカイスポーツ』の独占インタビューに応じ、プレミアリーグ復帰や代表監督になる可能性について語っている。 モウリーニョは何位?21世紀のプレミアリーグ最高の監督は… UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節マンチェスター・ユナイテッド戦(1-1)で退席処分を受けた指揮官だが、試合後のインタビューでは「フェネルバフチェを去る時にしなければいけない最善の決断は、UEFAの大会に出場しないことだね。監督を必要とするイングランド最下位のクラブへ行くさ」と語ったことが話題となっていた。今回のインタビューでその件について問われると、以下のように答えている。 「降格圏で戦っているチームには行かないよ。絶対にだ。それはあまりにもつらいことで、タイトルを狙うよりも難しい。勇敢な人々がする仕事であって、人生を変えてしまうほどつらいものだ」 イングランドではチェルシー、マンチェスター・U、トッテナムの3クラブで指揮を執ったモウリーニョ監督。残留争いをするクラブの指揮官になる可能性は排除したものの、再びプレミアリーグで指揮を執る可能性は否定していない。 「私の家族はロンドンに住んでいるし、故郷だと思っている。誰かに必要とされている限り、いつか戻りたい場所だ」 そのうえで、「しかし誤解しないでほしい。今後2年間、つまり今シーズンと来シーズンはフェネルバフチェを離れない」と、イングランド帰還はまだ先のことであるとも語っている。 またモウリーニョ監督は、一部で噂されたイングランド代表監督就任について、オファーはなかったと説明。「月に1度の試合では体力が余り過ぎる」としつつ、「ワールドカップやEUROで指揮を執る経験はしてみたい。母国(ポルトガル)、もしくは自分とつながりのある国を代表できるのだからね。いつかはそうなるだろうが、今ではない」とし、今後の代表監督就任へ意欲をみせた。