名古屋、椎橋慧也が加入後初ゴールもドロー…京都は最下位脱出ならず
明治安田J1リーグ第16節が行われ、名古屋グランパスと京都サンガFCが対戦した。 公式戦3連勝中の名古屋はキャスパー・ユンカーはベンチスタートに。前線はパトリック、永井謙佑、森島司らの面々に。一方、最下位の京都は現在5連敗中。平戸太貴、原大智、豊川雄太らが先発した。 試合は16分に名古屋が決定機。左サイドからのクロスをパトリックがボレーで合わせる。シュートは枠を捉えるが、京都DFがギリギリでかき出し、窮地を救う。名古屋が押し込む展開が続く中、先にチャンスを活かしたのは京都。36分、浮き球のワンタッチパスに抜け出した豊川がダイレクトボレーでランゲラックを破り、先制点を挙げた。 0-1のまま後半に入り、51分には京都がセットプレーからチャンスを作る。FKは弾かれるも、佐藤響がこぼれ球をシュート。強烈な一撃はバーに嫌われ、京都の追加点とはならない。55分には名古屋にも決定機。右サイドからふわりとしたクロスを中で永井がヘディングシュート。しかし、GKク・ソンユンが好セーブを見せ、ピンチを脱した。 1点を追う名古屋は57分、山岸祐也とユンカーのFW2枚を入れ、前線に変化をつける。すると75分についに追いつく。ユンカーが右ハーフスペースで粘ると、折り返し。エリア外の椎橋慧也のボレーシュートが京都DFの頭をかすめてゴールへと吸い込まれた。椎橋は名古屋移籍後初ゴールとなった。 終盤、名古屋は途中出場の倍井謙が鋭い突破でゴールを脅かすも、勝ち越し点は生まれず。1-1のドローに終わっている。