米ヴァージン・ギャラクティック、株式併合を提案–上場廃止を回避
米Virgin Galacticは米国時間4月18日、株式併合を含めた提案を株主に提案している。 Virgin Galacticは宇宙船「VSS Unity」と航空機「VMS Eve」による準軌道（サブオービタル）飛行を提供している。また、次世代機「Delta Class」の開発にも取り組んでいる。 Virgin Galacticは6月12日に予定されている、年次総会を通知した。提案のうちの一つでは、2対1から20対1の間での株式併合を行うための定款の修正を株主に求めている。通常、株式併合は株価上昇の効果をもたらす。 Virgin Galacticの株式の4月18日の終値は0.97ドルで、同日には52週間ぶりの安値となる0.90ドルをつけた。株式を併合することでニューヨーク証券取引所の上場廃止基準（30日間で最低株価が1ドル）も回避できるとしている。
塚本直樹
