【別府競輪(モーニング)FⅡ】最終バック奪取率100%の小川三士郎「父親から言われて初めて気が付いた」
<20日・別府競輪・前検日> 予選6Rに登場する小川三士郎は本デビュー後の6場所で17走し、全てのレースで最終バックを先頭で通過している。「この間、父親から全部バックを取っとるなって言われて初めて気が付きました」。父はビッグレース制覇3回の小川圭二で、さぞかし厳しい指導があっての〝バック全奪取〟と思いきや「自分はアマ時代が長かったし、先に選手になった同年代を見ていて先行していないとアカンなって」と、自発的に果敢な走りを続けている。 「上位で戦える脚を作るのが先だし、特班はそこまで意識していない」。先行でGⅠ決勝に乗るという大きな夢を目指し、今開催もアグレッシブに攻めまくる。