OPPO久々の高性能スマホ「Find X8」を試す 名門ブランド協業のカメラが魅力、だからProも欲しかった【クイックレビュー】
欲を言えばProが欲しいが「手軽に使えるカメラスマホ」として◎
ブランド協業のカメラを搭載しつつ、デザインも魅力的、処理性能も十分でかなり魅力的な一台に仕上がっている一方、日本市場でのラインナップに上位モデルの「Find X8 Pro」が含まれない点についてはどうしても惜しい…!と感じます。 既に中国国内で上位機種として販売されているProモデルはカメラ構成がダブル望遠の四眼構成となっていたり、今年発売されたiPhone 16に搭載された「カメラコントロール」に似たシャッターボタンを搭載していたりと、さらなる機能強化が図られていました。 そのためハイエンドスマートフォンを求めるユーザーにとっては「上位機種の選択肢が欲しかったな」というのが正直なところです。ただ、Find X8(無印)は重量が20g以上軽くボディもやや小さいため、機動性が高いというサイズ感はProにはない魅力。 日本国内はフラグシップ帯のAndroid端末の人気は高くない上に、12万円を上回る高値の価格設定ではiPhoneやXiaomi Ultraといった競合も無視出来ず、無印のみの展開でターケットを絞るのはメーカー側としては合理的なのかもしれません。
市井