J1神戸 快勝で暫定首位 FW宮代が公式戦3戦連発!今季川崎から加入 欠かせぬ“アクセント”に
「明治安田J1、神戸2-0磐田」(1日、ノエビアスタジアム神戸) 神戸はFW宮代大聖(24)とDF山川哲史(27)の得点で磐田に2-0で快勝。勝ち点を67に伸ばし、試合のなかった広島を抜いて暫定首位に立った。磐田は勝ち点35のまま。鹿島は川崎に3-1で勝ち、勝ち点57として4位に浮上した。 神戸が暫定ながら、5月以来の首位に立った。 決めたのはFW宮代の一撃。後半2分、FW大迫からのパスを受けて相手GK川島をかわし右足でゴール。10月23日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)蔚山戦、同27日の天皇杯準決勝・京都戦に続く公式戦3戦連発で、プロ初の2桁得点に乗せ「サコ(大迫)君からのボールがいいボール過ぎて、考える時間はいっぱいあったが、早めに(相手のGKが)倒れたので自分の中では冷静だった」と表情を緩ませた。 今季川崎から加入。大迫や武藤らを擁する最強FW陣の一角に加わるとめきめき頭角を現し、チームに欠かせない存在となっている。「サコ君やヨッチ(武藤)君が決めてくれるので、あとはどうチームにアクセントがあるか、というのは自分かなと思っている」と、2人に次いでチーム3位の得点源は謙遜する。 同8分にはDF山川がCKのボールをヘディングで押し込み追加点。勝てば暫定首位がかかる一戦でクリーンシートで勝ち切った。前節FC東京戦は9試合ぶりに完封で敗れたが、ACLEと天皇杯を挟んで調子を取り戻した。リーグ戦残り3試合。負けられない状況は続くが、優勝を争う広島にプレッシャーを与える大きな1勝となった。