WNBA新球団HCにナタリー・ナカセ氏が就任…かつてbjリーグ初の女性指揮官となった44歳
2025年からWNBAに参入するゴールデンステイト・ヴァルキリーズは、日系三世のナタリー・ナカセ氏が初代ヘッドコーチに就任したことを発表した。 【動画】これが女子バスケ世界最高峰の舞台…WNBAファイナル第1戦のハイライト映像 ナカセ氏はカリフォルニア州出身の44歳。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業後、米独立リーグやドイツでプレーし、2008年に指導者としてのキャリアをスタート。日本のbjリーグ・さいたまブロンコスではリーグ初の女性ヘッドコーチを務めた経歴もあり、NBAロサンゼルス・クリッパーズで約10年、WNBAラスベガス・エーシズでは2連覇を含め3年間、アシスタントコーチなどを歴任してきた実績を持っている。 今回の就任発表に際して、ナカセ氏は「ゴールデンステイト・ヴァルキリーズのヘッドコーチに任命されることは、生涯の夢が叶ったようなものです。ジョー・ラコブ、オヘマー・ニャニン、そしてゴールデンステイトのフロントオフィスの皆さんが大役を託してくれたことに感謝しています。粘り強さ、努力、競争力に基づく勝利文化を築くことに全力を尽くします。そして、成長し、競い合い、最後にはファンとこの組織のためにチャンピオンシップを勝ち取ることを目指します」とコメントした。 ナカセ氏を招聘したヴァルキリーズは、NBAゴールデンステイト・ウォリアーズの同一傘下グループの新興クラブ。2025年5月に開幕する来シーズンからWNBA13番目のチームとしてリーグに参戦する。
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