妻が「お前のことを風俗と呼ぶ」と罵倒…第一三共元研究員は妻をメタノールで殺害したのか?法廷で語った壮絶“家庭内別居”
「妻に対して一度も殺意を抱いたことはない」
検察側は「吉田被告が被害者にメタノールを摂取させたことが優に認められる」とした上で、「最愛の一人息子を遺して突然この世を去ることになった被害者の無念さ、精神的苦痛は察するに余りある」と指摘し、懲役18年を求刑した。 一方の弁護側は、被害者がメタノールを購入し、自ら摂取した可能性は否定できないとして、無罪を主張した。 吉田被告は最終意見陳述で「二日酔いだと思い込んで救急車をすぐに呼ばなかったことは責められて当然」と述べた一方、「妻に対して一度も殺意を抱いたことはないし、メタノールを摂取させてもいません。私は無実です」と訴えた。判決は10月30日に言い渡される。 【フジテレビ社会部司法担当 空閑悠】
空閑 悠