アンジェリーナ・ジョリー、伝記映画『Maria』で吹き替えなしの歌唱力を披露
アンジェリーナ・ジョリーは、『Maria』で歌わなければならないとは「思っていなかった」という。同伝記映画でオペラ歌手マリア・カラスを演じているアンジェリーナは、音楽の先生との最初のレッスンを受けるまで、マリア役を演じるために必要なことを全ては把握していなかったそうだ。 アンジェリーナはベスト誌のインタビューで、こう振り返っている。「少し歌うように言われた時、『映画で歌うのは好きだわ』って思ったの。少しは歌えたと思う。でも、オペラを歌うのはごまかしがきかないとすぐに気づいたわ。まさか本当に歌わされるとは思っていなかったのね」 そしてパブロ・ラライン監督が数多くの中から選んだ音楽教師との最初のレッスンで「泣き始めた」という。「彼は『深呼吸をして、それから音を出しなさい』と言ったの。私は泣き始めたわ。私たちは皆、本当に吐き出せないものをたくさん抱えているからだと思う。私たちは自分の声を全部出していないのよ」 元夫ブラッド・ピットの間に6人の子供がいるアンジェリーナは、自宅で歌声を聞き続けた子供たちの反応については、「子供たちは家で私が大声で歌っているのを聞いていたわ。皆自分の部屋で『オー・マイ・ゴッド』って考えていたと思う。家でバイオリンの練習をするようなものね」と語っている。