トランプ氏起訴の特別検察官辞任へ 大統領選介入事件を担当 米報道
【ワシントン時事】米主要メディアは13日、2020年大統領選の敗北を覆そうとしたとしてトランプ次期大統領を起訴したスミス特別検察官が、来年1月20日のトランプ氏就任前に辞任する意向だと報じた。 【写真特集】不動産王から米国大統領へ ドナルド・トランプ氏 前代未聞の選挙介入事件は公判に至らず終結することになるが、スミス氏は捜査報告書をまとめ、トランプ氏の行為を記録に残す方針。 トランプ氏は返り咲きを果たせばスミス氏を「2秒で首にする」と語ったほか、自身を捜査・訴追した当局者への「復讐(ふくしゅう)」も誓っていた。 スミス氏は先に、現職大統領の訴追を禁じる司法省の内規を踏まえ、裁判手続き凍結を要請。12月2日までに今後に関する方針を決める考えを示している。捜査報告書はガーランド司法長官に提出され、同氏が公表するかどうか判断する。