「リリー、本当に信じていいですか?」恋した相手はロマンス詐欺師 “リリー・ローランド”にだまされた男性(67)が語る「米軍女医」の卑劣な手口 SNSで155万円被害 広島
男性: 「リリーは、『シリア政府から多大な報奨金をもらった』と。自分の身内はアメリカで暮らす小さな娘しかいないので、出金するために『報奨金を送るので預かってほしい』と」 「報奨金を送るため、配送業者への支払いを立て替えてほしい」。リリーからの依頼を疑問に思いつつ、「返金してくれるなら」と考えた男性はこれに応じてしまいました。リリーは、男性に「配送料」としてコンビニで電子マネーカードを購入するよう求めました。 【LINEやりとり】 「リリー、本当に信じていいですか?」 「心から信じてほしい、約束する35万円分のギフトカードを買って全部送ってください」 「どこに送るの?」 「カードをスナップして今すぐ私に送ってください、ここのLINEで私に送ってください」 「了解」 「コンビニに着きましたか?」 「いまつきましたよ。リリー、本当にだまさないか!」 「どうすればあなたを騙すことができますか」 配送料としてギフトカード35万円分を購入すると、リリーはそこから次々に金を要求し続けました。 【LINEやりとり】 「どのくらいもっていますか?」 「5万が精一杯です」 「私の愛 50000円は少ないですね。30万円にしてください」 「無理ですよ!掻き集めても頑張っても10万が限度」 「あなたの優しさに本当に感謝しています 愛してます 今すぐコンビニに行ってカードを買ってください。待ってます」 男性は詐欺の可能性を何度も疑いましたが、「日本で一緒に暮らしたい」というリリー・ローランドの言葉と、送られてくる現金の写真などから要求に応じ続けてしまいました。 【LINEやりとり】 「もう金がない!今は、虚しさ、悲しさだけ自分か情けないです。本当に」 「愛する人よ、日本への飛行機に乗ります」 「分かりました 待ってます!」 「私の愛 チケット代はいくらくらい払えますか?」 「もう、100万円貸してますからね。必ず返してくださいよ」 「はい、私は愛します」 2024/3/26(火) 「愛しい人 飛行機に乗り遅れてしまったことをお詫びします」