マンチェスター・ユナイテッド、辛うじて敗戦は免れたが…

【写真：Getty Images】

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第2節、ポルト対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間3日に行われ、試合は3-3の引き分けに終わった。マンUを率いるエリック・テン・ハフ監督は土壇場の劇的同点弾で解任が遠のいたと、米紙『スポーツ・イラストレイテッド』が報じている。 　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　マンUを率いるエリック・テン・ハフ監督はラスムス・ホイルンドやマーカス・ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデスなどを先発起用。7分にはラッシュフォードが先制点を決め、20分にはホイルンドの追加点でリードを広げる。しかし、27分にポルトのペペに1点を返されると、34分にはポルトのサム・オモロディオンに同点ゴールを決められた。さらに、50分には再びオモロディオンに得点を決められ逆転されてしまう。そして、81分にはフェルナンデスが2枚目のイエローカードで退場。数的不利になるが、後半アディショナルタイムにハリー・マグワイアが土壇場でゴールを決めたことで、マンUは辛うじて3-3の引き分けに持ち込んでいる。 　1-1の引き分けに終わったEL初戦のトゥエンテ戦に続くドローで、同紙は「ユナイテッドはヨーロッパリーグの最初の2試合で4ポイントを失った。ホームでトゥウェンテと引き分けた後、安定した結果が必要なチームにとって、これはまたしても残念な結果だ」との評価を下した。そして、劇的ドローの印象が強まることにより、同紙は「この結果は、エリック・テン・ハフのクラブ内での地位に関して、亀裂を覆い隠すことになるかもしれない」との見解を示し、解任論が浮上しているエリック・テン・ハフ監督にとっては命拾いの結果になったことを示唆している。