<呪術廻戦>御所園翔太監督×瀬下恵介P 「懐玉・玉折」は五条と夏油の青春アイドルムービー!? 1年ズ鼎談も アニメ公式ガイドブック一部先行公開
虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、伏黒恵役の内田雄馬さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さんの“1年ズ”キャストが「渋谷事変」を語る鼎談では、第1期と第2期のキャラクターの変化について語っている。
榎木さんは「虎杖は1期の最初の頃はまだ学生気分というか、周りの誰か知り合いが亡くなるという経験があまりなかったのですが、でも途中で順平が殺されて、呪霊たちにいいようにやられてしまったことで虎杖なりの戦っていく覚悟みたいなのものがより固く決まったんだと思います。それを経ての今回の『渋谷事変』なので、2期は呪術師として生きていく覚悟を持って臨んだというところが変わったところだと思います」と話している。
瀬戸さんは「1期の野薔薇は最初、呪術師というのは東京に出てくるための手段だったのかなって。彼女自身、呪術師としての野望よりも『東京に出たい』という気持ちの方が強かったと思います。2期では『どうして田舎が嫌だったのか』という部分がすごく深堀りされたと思うんですけど……東京に出てきて、呪術師になって、虎杖や伏黒と出会って。最初は『なんだ、こいつらは』と思っていたのが、多分一緒に戦っていったり、いろいろな状況を通して“仲間”という意識が強くなっていったのかな?と思います」と語っている。
内田さんは「伏黒は、最初から大事な時に自分の意思がちゃんと前に出てくる人というか。五条に対して『虎杖を助けてくださいよ』って言った時もそうだし、そういう部分はずっと変わらずにあるんですけど……自分の優先度がすごく低い人なんですよね。自分が守られなくても『その方がいい』と思えばそうするっていう人で。2期でも自身を顧みず魔虚羅を使いましたし、彼にとってはあれが最善策だったと思うんですけど。ただ一つ変わったところは、1期で『死んで勝つと死んでも勝つは違う』と思えたのが、やっぱり結構でかいなと思っています。死ねば終わりになるという話ではなく、『そうした方がいい』って強い意思で選べるようになったのかなって。ただ『渋谷事変』では本当にずっと考え続けている感じもあったので、そういう意味では何か成長や変わっていったというより、『1期よりもさらに考えてるな』という感じがありました」と話している。