18歳日本人が“3億円超”「凄い」「抜けてる」 3か月で価値急上昇…ロス五輪世代1位に
ロス五輪世代の市場価値で小杉啓太がトップの3億2600万円
今年パリで開催されたオリンピックで、大岩剛監督の率いるU-23日本代表は出場国で唯一のU-23世代のみで大会に臨んだが、ベスト8進出を果たした。4年後のロス五輪に向けて大岩剛監督の続投が発表されたが、次のロス五輪は2005年1月1日以降に生まれた選手の世代が中心となってくる。ドイツ移籍情報サイト「Transfermarkt」の公式SNS日本語版では、ロス五輪世代の選手たちの市場価値をランク付け。ジュビロ磐田育ちのベルギー1部アンデルレヒトFW後藤啓介の倍以上の評価を受けて、1位に立った選手がいた。 【一覧】ロス五輪世代(2005年生まれ以降)日本人選手の最新市場価値トップ10 かつて欧州でプレーすることは、日本のトッププレーヤーたちの目標だった。しかし今の選手たちにとっては、欧州へ行くことは決して珍しくない。欧州のクラブも早い段階から日本の才能を獲得しようと目を光らせている。そんな時代の変化を示すかのように、4年後のU-23日本代表を支える選手たちのトップ3は海外組が名を連ねた。 5位に入ったのは、来季J2に昇格する大宮アルディージャの生え抜きDF市原吏音で、市場価値は35万ユーロ(約5700万円)。第4位はJ2の大分トリニータに所属するMF保田堅心で、市場価値は40万ユーロ(約6500万円)となっている。そして第3位には、慶應大から横浜F・マリノスを経て、オランダ1部NECナイメヘンに移籍したFW塩貝健人が50万ユーロ(約8200万円)の評価を受けた。第2位には後藤が入り、キャリアハイとなる90万ユーロ(約1億4700万円)と評価された。 そして今回、1位になったのがスウェーデン1部ユールゴーデンIFでプレーする18歳のDF小杉啓太だった。湘南ベルマーレユースから、トップチームを経由せずに欧州へ渡ったDFは、左サイドバックとして公式戦24試合に出場して2得点2アシストを記録。その市場価格は200万ユーロ(約3億2600万円)に設定されており、9月時点の120万ユーロ(約1億9600万円)から、わずか3か月で約1億3000万円も自身の価値を高めている。 ファンからは「湘南の誇りですね」「小杉選手、凄い!」「この代、小杉だけ抜けてるよな」といった声が投稿されている。小杉の例でも分かるように、若い選手たちは一気に評価を高める可能性が十分。この先、誰がロス五輪世代の顔として存在感を示していくかにも注目だ。
FOOTBALL ZONE編集部