宇宙での脅威に対応 韓米合同演習を来年初実施へ
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は8日、米ワシントンで第23回宇宙協力ワーキンググループ(SCWG)を開催したと発表した。 双方は宇宙領域における潜在的な脅威に対応するための韓米合同宇宙脅威対応机上演習(TTX)を新設し、来年の前半に初開催することを申し合わせた。年1回の定例開催を目標とする。 また米宇宙軍の統合商業作戦セル(JCO)への韓国軍の参加についても合意した。JCOは、敵偵察衛星の監視などの業務を遂行する米宇宙軍の組織で、現在15カ国が参加している。韓国軍は来年1月から正式に参加する。 韓米の国防長官は先月30日にワシントン郊外の国防総省で開いた定例安保協議(SCM)でも「高まる宇宙領域の脅威に対する同盟の宇宙能力強化と回復力を向上できる演習と訓練に対する韓国の参加拡大の必要性」を強調していた。 双方は北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を糾弾し、ロシアから北朝鮮へのミサイルや偵察衛星などの先端技術の移転が平和と安定を阻害するとの認識で一致した。
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