碧桂園に対する清算申し立て、香港の裁判所が審理を6月11日に延期
(ブルームバーグ): 香港の裁判所は17日、中国の不動産開発大手、碧桂園に対する会社清算の申し立てを巡り同日予定されていた最初の審理を6月11日に延期した。
事実上のデフォルト(債務不履行)に陥った碧桂園について、債権者のエバー・クレジットは数カ月前、碧桂園の清算を求める裁判手続きを行っていた。エバー・クレジットは、ラミネートメーカーの建滔集団(キングボード・ホールディングス)傘下。
中国不動産の碧桂園、清算申し立てに直面-香港で5月17日審理
取引所への届け出によると、碧桂園は約16億香港ドル(約320億円)のタームローン返済に加え、未払い利息の支払いを怠ったと債権者側は説明。
清算申し立ての主な狙いは、デフォルトした碧桂園に債権者との交渉を通じ返済計画を立てさせ、債務再編プロセスを加速させることとみられる。
原題:Country Garden Begins Court Battle Against Liquidation Threat (抜粋)
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Pearl Liu, Dorothy Ma