イスラエル、イランへの報復を検討中 地元メディア「時期はまだ決定していない」
日テレNEWS NNN
イランによる大規模攻撃に対し、イスラエルが報復措置を検討する中、地元メディアは「軍はイランへの反撃方法について決定したが、時期についてはまだ決定していない」と報じました。 エルサレム・ポストは16日、複数の情報筋からの情報として、「イスラエル軍は、イランやその代理勢力に対し、どのように反撃するかを決定したが、その時期についてはまだ決定していない」と報じました。反撃には複雑な準備が必要なため、こうした決定は今後、変更される可能性があるとも伝えています。 一方、イラン国営テレビは16日、イスラエルへの大規模攻撃の際に、イランから発射した無人機とする映像を公開しました。撮影場所の詳細については非公開としています。 こうした中、イランが支援するシーア派組織のヒズボラは、連日のようにイスラエル北部を攻撃しています。 記者 「私はイスラエル北部のレバノンとの国境から15キロほどの地点に来ています。奥に見えるのがレバノンです。レバノンには、武装組織ヒズボラの拠点があります」 イスラエルが報復措置として、ヒズボラなどの組織を標的にする可能性も報じられていて、北部の住民からはさまざまな声が聞かれました。 イスラエル北部の住人 「事態がエスカレートする可能性もあり、反撃は望んでいない」「アメリカが攻撃されたら、バイデン大統領が何もしないとは思えない。イスラエルは反撃する必要がある」 イスラエル軍は、ヒズボラの司令官を殺害したとも発表していて、状況の激化が懸念されています。