【高校サッカー】東福岡がPK戦の末に9大会ぶりベスト4 GK後藤洸太「自信はありました」
第103回高校サッカー選手権準々決勝は4日、神奈川・Uvanceとどろきスタジアムなどで行われ、東福岡が、静岡学園とのPK戦(5―4)の末に前回制覇時以来となる9大会ぶりのベスト4入りを決めた。 静岡学園にチャンスをつくられるシーンもあったが、持ち味の堅守でゴールを守り切り、80分で0―0のまま勝負はPK戦に。ともに3人目まで決めた後、先行の静岡学園はJ1川崎内定のDF野田裕人主将がクロスバーを超える失敗。決めれば4強入りの5人目・MF新貝颯太は決められなかったものの、静学6人目が外し、最後はMF宇都宮夢功が決めて決着をつけた。 シュートストップこそなかったが、身長191センチのGK後藤洸太は「(PK戦の)自信はありました」と頼もしい言葉を残した。PK戦を見守った柴田陽仁主将は「後藤がいるのでやってくれるだろうと思っていたし、見ているだけでした」。尚志(福島)との1回戦もPK戦を制して勝ち上がったが、守護神への信頼も強さの一因かもしれない。 11日の準決勝は前橋育英(群馬)と対戦。過去3度の選手権制覇を誇る〝赤い彗星〟が、4度目に向かって突き進む。
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