東京の桜 2012年以来の遅咲き ようやく開花発表 平年より5日遅い春の便り
きょう29日(金)の午後、気象庁は東京の桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日、昨年よりは15日遅く、2012年(3月31日)以来の遅咲きとなった。
靖国神社(東京都千代田区)にある桜(ソメイヨシノ)の標本木は、きのう28日(木)の昼過ぎの時点では4輪しか咲いておらず、開花発表は見送られた。 きょうは午前中、雨や風が強まり荒天となったが、そんな春の嵐の中、桜は5輪以上咲き、開花の基準に達したため、開花発表となった。
今週末は気温がかなり高くなることが予想され、桜の開花が進む見通し。東京の桜の満開は4月5日ごろとなりそうだ。 なお、さくらの開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日。満開日は、標本木で約 80%以上 のつぼみが開いた状態となった最初の日。