スタンドで全力応援! 最後の夏迎えた"愛されキャラ"の応援団長 笑いも取って勝利を後押し 福岡県立東筑高
夏の甲子園をかけた高校野球の地方大会は連日熱戦が続いています。「高校最後の夏」を、野球部の選手とともに戦う応援団長を追いました。 【写真で見る】東筑高校応援部 応援団長の梅原さん ■甲子園目指し最後の暑い夏 「フレー、フレー」 6月に開幕した高校野球福岡大会。春夏計9回の甲子園出場を誇る東筑高校(北九州市八幡西区)の野球部の選手たちも熱い戦いを続けています。 選手だけでなく応援する生徒たちも憧れる大舞台。スタンドから選手たちを後押しする応援団長・梅原虎大(こうた)さんにとっても「高校最後の夏」です。 授業を受ける応援団長の梅原さん。夏にもかかわらず、学ラン姿です。70年以上の歴史を持つ東筑高校応援部。野球部などの試合に同行し、応援の力で選手たちを後押しするのが主な活動です。11人の部員で唯一の3年生部員、梅原さんが引っ張っています。 ■目指すは”愛されキャラ”団長 RKB小松勝「東筑高校応援部の練習場、視聴覚教室が球場のように盛り上がっています」 「は~い、学生注目!ついに夏大が始まったぞ~これで自分も最後の試合となる~」 野球部の夏の大会初戦を目前に控えたこの日、応援部の部員たちは過去の試合映像に合わせて観客席での動きを確認していました。 初戦は吹奏楽部が不在のため、応援部による「口ラッパ」でリズム作っていきます。 「引いた後もしっかり強く出すということを意識して」 「はい!」 Q.団長はどんな人? アドバイスを受けた応援部2年 渡辺眞奈さん「すごくやさしくて、指導する時も、演技の切れもすごいのでわかりやすく説明してくださって。絶対に梅原さんを引退させないように全力で取り組んでいきたい」 応援部1年 片岡紅希さん「みんなを引っ張っていくのが本当にうまくて、『梅原さんみたいな団長になりたいな』と」 後輩が厚い信頼を寄せる団長の梅原さんに、人を引きつける秘密を聞きました。 梅原虎大さん「自分で言うのも何なんですけど、いじられキャラじゃないけど、愛されるキャラでありたいなと思います」