寛容性は割り切って、飛距離性能をとことん追求。尖った性能が魅力のコブラ「エアロジェット LS ドライバー」【ヘッドデータ分析で判明】
試打クラブは10.5度で標準のSPEEDERのNXのSシャフト。実際に試打したところ、シャフトはかなり軟らかめの設定なので、ヘッドスピードが40m/sくらいのゴルファーでもリズムよくスウィングできそうです。 ヘッドはやや小ぶりでソールのフェース側寄りにウェイトが配置されていることで、重心深度が「浅く」設定されています。 同シリーズの2モデル(「エアロジェットMAX」と「エアロジェット」)よりもフェース面上の重心(スイートスポット)の高さを低く設定できているのが特徴です。 重心深度が「非常に浅い」ウェイト配分によってヘッドの慣性モーメントは、「小さく」なっており、寛容性を求めたヘッド設計ではないことが分かります。 ヘッドのネック軸回りの慣性モーメントも同じシリーズの2モデルと比べて「小さい」ので、ダウンスウィングでのヘッドの操作性が良く、弾道をコントロールしやすくなっています。
週刊ゴルフダイジェスト
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