雨水を処理して飲み水に!世帯ごとの「水循環システム」を知事が視察
南海放送
愛媛・広島両県の知事が、大三島で行われている、水を再生して循環利用するシステムの実証事業を視察しました。 きょう今治市上浦町で中村知事が視察したのは、東京に本社を置くWOTA株式会社が開発した住宅向け「小規模分散型水循環システム」です。 このシステムは世帯ごとに水を循環させ、雨水や一度使用した水を浄化して再利用することができるもので、現在、大三島など県内の3か所で県が実証事業を行っています。 きょうは、広島・愛媛交流会議の一環として広島県の湯崎知事らとこのシステムを視察。WOTAの前田CEOが水の循環の仕組みなどを説明していました。 中村知事: (試飲して)「まったく感じない。雨水で作った水だと」 中村知事は「災害時のほか、過疎地域の集落でもこのシステムを考える時が来ていると重く感じている」と、話していました。