移籍金は約8億円の安価な選択肢 セルタで輝くミンゲサにバルセロナ復帰の可能性
念願のラ・ロハ入りを果たした
すでに第4節までを消化したリーガエスパニョーラではバルセロナが頭一つ抜けている。迫力のある攻撃は素晴らしく、最多となる13得点を挙げている。2位はレアル・マドリードでもアトレティコ・マドリードでもなく8位のセルタで、4試合で10得点と攻撃力の高さを披露している。その中心にいるのが、今回のインターナショナルマッチウィークで初のスペイン代表に選ばれたオスカル・ミンゲサだ。 【動画】ミンゲサが1ゴール1アシストを記録したバレンシア戦のハイライト ミンゲサはバルセロナのカンテラ出身で、2022年にセルタへ完全移籍で加入している。移籍後は定位置を掴めずにいたが、昨季はリーグ戦全試合に出場しており、今季も開幕から全試合で起用されている。 バルセロナ時代はCBやSBでの起用が多かった同選手だが、セルタではウイングバックとして出場しており、ここまで2ゴール3アシストとその高い攻撃力でチームに貢献している。 西『MUNDODEPORTIVO』によると、バルセロナはミンゲサの買い戻しを検討しているという。 バルセロナはミンゲサ売却時に、買い戻しオプションとセルタが同選手を売却する際に発生する移籍金の半分を受け取る契約を結んでいる。セルタはミンゲサの契約解除金を2000万ユーロ、日本円にして約16億円に設定しており、実質その半分を支払うことでミンゲサを買い戻すことができる。 ミンゲサは非常に安価な選択肢であるだけでなく、最終ラインであればどのポジションでもプレイできるユーティリティ性を持っており、25歳とまだ若い。西『AS』でデイビッド・ベッカムと比較された右足からの高精度のパスは彼の武器の1つであり、魅力的な選択肢であることは間違いないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部