東急不動産とエアビーら4社、空き家の民泊活用で提携、資金調達から集客までワンストップサービス
東急不動産ホールディングス、エアビーアンドビー日本法人(Airbnb Japan)、オリエントコーポレーション、空き家マッチングプラットフォーム「アキカツナビ」を運営するアキカツの4社は、空き家の有効活用を促進する枠組みを構築する目的で、業務提携を行なった。 Airbnb、オリコ、アキカツの3社はこれまで、空き家にかかわる幅広い資金ニーズに対応する無担保消費性ローン「アキカツローン」の商品化や空き家のホームシェアリング活用を通じて、空き家の流通促進に取り組んできた。 一方、東急不動産ホールディングスは、個人・法人のホームシェアリングを一貫して支援するサービス「AnyLivingS」の実証実験を2024年4月から実施しているところ。 4社は、提携枠組みの取り組みとして、空き家のホームシェアリングに関連する一連のサービスを提供するワンストップサービスの実証実験を開始する。具体的には、アキカツの持つ空き家物件のデータベース、オリコの事前保証を活用した地域金融機関による資金付け、東急不動産ホールディングスが提供するサービス「AnyLivingS」によるホームシェアリング事業支援、Airbnbが持つ集客力を組み合わせる。
トラベルボイス編集部