「地震にもめげず、よく頑張った」奥能登の高級シイタケ「のとてまり」3週間遅れの初出荷
石川県産の最高級ブランドの原木シイタケ「のとてまり」の初出荷が、8日、穴水町で行われました。 【写真を見る】2024年には30万円の値が付いた奥能登の高級シイタケ「のとてまり」 「のとてまり」は原木で栽培される「のと115」という品種で、その中でも傘の部分が8センチ以上、厚さ3センチ以上などの厳しい基準を満たしたものが認定され、香りが良く肉厚で歯切れの良い食感が特徴です。 2024年秋の高温などにより、およそ3週間遅れの初出荷。全農いしかわ穴水事務所でJAの職員らが選別作業を行いました。 ■生産者「地震にもめげず、よく頑張った」 様々な苦難を乗り越えて迎えた初出荷に、生産者の想いもひとしおです。 奥能登原木しいたけ活性化協議会・樋下義勝「今日の出荷量と品質を見ましたら、安心しました地震にもめげず、よく頑張られたなと思います」 選別されたおよそ470個のうち76個が「のとてまり」に選ばれ、特に形が良かった6玉入りの1箱が「のとてまりプレミアム」に認定されました。 2024年の「のとてまりプレミアム」には、30万円の値が付きました。初競りは9日、金沢市で行われます。
北陸放送