FWリオネル・メッシが今大会初ゴール(Getty Images)

[7.10 コパ・アメリカ準決勝 アルゼンチン 2-0 カナダ イーストラザフォード] 【写真】生後間もないヤマル…メッシにお風呂に入れてもらう 　コパ・アメリカの準決勝が10日に開催され、カナダ代表と対戦したアルゼンチン代表が2-0の完封勝利を収めた。準決勝を突破したアルゼンチンは15日の決勝で、ウルグアイvsコロンビアの勝者と対戦する。 　両チームは同居したグループリーグ初戦で対戦し、アルゼンチンが2-0の勝利を収めた。首位通過を果たしたアルゼンチンは準々決勝でエクアドルと対戦し、PK戦を制してベスト4進出。グループ2位通過のカナダは準々決勝でベネズエラをPK戦の末に下し、準決勝へと駒を進めてきた。 　前半12分にゴールを脅かしたのはアルゼンチン。右サイドのMFアンヘル・ディ・マリアからパスを呼び込んだFWリオネル・メッシがPA外から左足で狙うも、シュートはわずかにゴール右に外れた。しかし、22分、センターサークル内からMFロドリゴ・デ・パウルが送った浮き球のパスに反応したFWフリアン・アルバレスが巧みなタッチでPA内に持ち込むと、右足のシュートでネットを揺らし、アルゼンチンが先制に成功した。 　1-0のまま後半を迎えると、6分にアルゼンチンが追加点を奪取する。右サイドの折り返しからMFエンソ・フェルナンデスが放ったシュートのコース上にいたメッシがわずかにコースを変えてネットを揺らし、リードを2点差に広げた。メッシにとって今大会初ゴールとなった。 　その後、アルゼンチンに追加点こそ生まれなかったものの、カナダの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利。大会2連覇に王手をかけた。