大学生の時に猶予されていた「国民年金」の支払い案内が届きました。1年分だけでも20万円近く掛かります。ボーナスが飛んでしまうのですが、払ったほうが良いのでしょうか?
国民年金の支払いは、前向きに検討しよう
上記で説明したように、保険料を支払っていない期間は年金額には反映されません。将来のことを考えたら追納し、将来、受け取ることのできる年金額を増やすことを検討してはいかがでしょうか? なお、追納できる期間は決まっており、10年以内であれば保険料をさかのぼって追納することができるようになっています。 また、学生納付特例後の保険料のルールとして、特例承認を受けた期間の翌年度から起算し、3年度目以降に保険料を支払う(追納する)場合、承認された当時の保険料額に対し、経過した期間に応じた加算金額が上乗せされることになっています。 追納をするときには、できるだけ早く追納したほうが後から支払うよりも保険料の支払いを抑えることが可能になります。ボーナスがなくなってしまうのはつらいと思いますが、学生納付特例後の国民年金の追納は、前向きに検討してほしいと思います。 出典 日本年金機構 国民年金保険料の学生納付特例制度 執筆者:飯田道子 ファイナンシャル・プランナー(CFP)、海外生活ジャーナリスト
ファイナンシャルフィールド編集部