神楽坂に「おばんざい おてて」 BTSテテさんファンの店主が一念発起
居酒屋「おばんざい おてて」(新宿区神楽坂3)が10月25日、神楽坂にオープンした。(市ケ谷経済新聞) 【写真】「おばんざい おてて」料理の一例 店主の細川妃登美(ひとみ)さんは長年別業界に従事していたが、「いつか飲食店をやりたい」と10年以上前から考えていたという。「アパレルやヘルスケア業界などに携わっていたが、いずれもやりきったという満足感や、元々料理が好きで食べる人に喜んでもらいたいという思いがあった。タイミングや縁もあり、大好きな神楽坂で自身の店を持つことができた。長年の夢がかない、うれしさもひとしお」と話す。 店名には、「人が手を取り合うように、当店を通じて人とのつながりが広がってほしい」という願いを込めた。細川さん自身が「BTS」のファンであることも、店のコンセプトにもつながっているという。「BTSメンバーのV(キムテヒョン)を推している。愛称であるテテも店名の由来。推し活ができる居酒屋としても多くの方に知ってほしい。いつかテテにも来店してもらえるように頑張りたい」と意気込む。 メニューは、「ナスの煮びたし」(550円)、「肉じゃが」(600 円)、「牛ごぼう」「チキンのトマト煮」(以上650円)など8種の日替わりのおばんざいを中心に用意する。「その日の仕入れ状況を見ながら、都度内容を変える。私の母のレシピである牛ごぼうなど、温かみのある料理を提供したい。何度訪れても飽きが来ないようにレパートリーも増やしていく。香りが良く料理とも合うアルコール類も多いので、ぜひ一緒に楽しんでもらえれば」とも。アルコール類も、定番のものから比較的新しいものまで幅広く仕入れるという。 店舗面積は約35平方メートル。席数は、カウンター=7席、テーブル=10席。オープンから間もないが、リピート客も多いという。「数人での利用はもちろん、1人で来店する方も多い。カウンター越しに会話したり、お客さま同士が交流したりと、縁がつながっていくのを実感している。BTSファンが集う場所にもなれればうれしい。仕事帰りなどに、ぜひ気軽に立ち寄っていただければ」と来店を促す。 営業時間は17時~23時。日曜定休。
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