JAFの優待割引で「ガソリン代」がお得に!?「割引率」や「対象施設」について解説
突然起こる車のアクシデントの際に、頼りになるJAF。しかし意外と活用されていないといえそうなのが、会員だけでなく家族も使えるJAFの優待サービスです。使える施設は幅広く、レストランやガソリンスタンド、カラオケ店など全国でなんと約4万8000カ所(2023年11月13日時点)にのぼります。 本記事では、JAFの会員優待の利用方法や割引率について紹介します。
そもそもJAFとは
JAFとは、「Japan Automobile Federation」の略で、正式名称は「一般社団法人日本自動車連盟」です。会員数は2000万人以上、パンクや脱輪などの車のトラブルに24時間体制で救援に駆けつけてくれるロードサービスを提供し、会員であればそのサービスの多くを無料で受けられます。 JAFでは会員特典として優待割引が利用できますが、意外と活用している人は少ないのではないでしょうか。
JAFの優待割引の内容
JAFの会員優待割引の対象施設は、いつでも使える通年優待と、期間限定の特別優待に分かれています。通年優待はカフェやレストランなどが対象となり、会員証の提示で割引などのサービスが受けられます。一方、特別優待は飲食店ほか各地の遊園地や観光地などを中心に、期間限定で通年優待よりもお得に利用できるサービスが多いです。 ■会員割引・優待サービスの対象施設と割引率 優待を利用できる施設は多岐にわたり、有名企業や全国チェーン店もラインアップに含まれています。一部店舗・サービスの割引率例は図表1のとおりです。 図表1
JAF(一般社団法人日本自動車連盟) JAFナビ 全国で使える優待施設を基に筆者作成 特に燃料費高騰の今、注目したいのはガソリンスタンドでの優待です。また、割引のほかに飲食店ではドリンクバー無料、動画配信サービスでは1ヶ月無料トライアルなどを行っているケースもあります。 ■優待割引の利用方法 会員優待を受けるためにはJAF会員証の提示が必要です。ただし、サービスを受ける施設によってはWebや電話での申し込みが必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。 会員カードを持ち歩きたくないという人は、JAF公式アプリの利用が便利です。アプリでは、デジタル会員証の表示だけでなく、優待施設の検索やドライブ情報も提供しています。また、連絡先や自分の車両情報を登録しておけば、ロードサービスの要請をする際にもGPSで居場所を特定してくれるというメリットもあります。