CLでドルトムントに大敗したセルティックは欧州の“二流クラブ”なのか トニ・クロースの辛辣な評価が話題に
ドルトムントには1-7で敗れてしまった
セルティックはスコットランド国内でこそ絶対王者だが、その強さをどう評価すべきか難しいところもある。国内では圧倒的な戦いぶりでも、欧州カップ戦では一方的にやられてしまうことも少なくない。 今季のチャンピオンズリーグではリーグフェーズ第1節でこそSKスロヴァンを5-1で粉砕したが、第2節のドルトムント戦は1-7と大敗を喫してしまった。あまりに対照的な結果で、5大リーグのトップクラブとは力の差があることを痛感させられる。 そんなセルティックについて、やや辛口な評価を下したのが元ドイツ代表MFトニ・クロースだ。クロースは弟のフェリックスと共同司会を務めているポッドキャストにて、ドルトムントの状態に言及。その中で、セルティックのことを『二流のクラブ』と表現する一幕があった。それに英『Daily Record』が反応しており、クロースの評価が辛辣すぎると取り上げている。 「先週のドルトムントは、今の彼らを象徴している1週間だったんじゃないかな。チャンピオンズリーグでは7-1の勝利を収めた。相手は二流のクラブだったけどね。そして迎えた週末、またドルトムントは酷いパフォーマンスで負けた。結局、ブンデスリーガでどう戦うかで評価されるんだ。毎年CLの決勝に進めるわけではない。国内リーグで一貫性を示さないといけないよ。ドルトムントは国内でもっと良い成績を残すべきだ」 クロースの言葉通り、ドルトムントはセルティックに大勝した3日後にウニオン・ベルリンに1-2で敗れている。国内リーグでは3勝1分2敗の7位スタートと、渋い立ち上がりだ。 セルティックのサポーターにとっては厳しい評価かもしれないが、1-7の結果ではその指摘も仕方がないか。見返すには、今後のCLで結果を出すしかない。セルティックがスコットランド国内での戦いを通して成長出来ているのか。その真価が問われている。
構成/ザ・ワールド編集部