県岐阜商の鍛治舎監督が退任 「有意義で楽しい6年半」
高校野球の強豪、県岐阜商は28日、鍛治舎巧監督(73)が今月で退任すると発表した。岐阜市の同校で記者会見した鍛治舎監督は「いい形で引き継ぎができるところまでこぎつけた。有意義で楽しい6年半だった」と語った。低迷していた母校を2018年3月から率いて再建し、甲子園大会に春夏通じて4度導いた。後任は野球部の藤井潤作副部長(52)。 【写真】鍛治舎監督が退任の意向 早大から松下電器に入社、社会人で活躍
退任理由について、創部100年の節目を迎えたことと後任のめどが立ったことを挙げ「選手に寄り添って支える野球をやってくれる。安心して任せられる。チームの力は十二分にある」と説明。今後は自宅のある大阪に戻る。