【沖縄発ご当地コスメ】地元の素肌美人を支える、時短ケアもかなう琉球コスメ
美肌をかなえる沖縄由来の4つのキー成分
「ちゅらら」のスキンケアラインには、パパインのほかにも沖縄由来の成分が配合されている。キーになる4つの成分をご紹介しよう。
◆成分1:ミネラル豊富な海洋ミネラル「サンゴ水」 クレジングローションの基材となる水には「サンゴ水」を使用。国内で見られるおよそ400種類のサンゴのうち、380種類以上が沖縄で確認されている。慶良間諸島渡嘉敷島をはじめとする沖縄のサンゴで浄化された水には、ターンオーバーをサポートするカルシウムやマグネシウムなどのミネラルがたっぷり。風化した造礁サンゴ粒は沖縄では「ウル」と呼ばれ、人々の暮らしに深く関わってきた。細かい粒子がフィルターの役割を担い、雨水の濾過に使用したり、源泉の貯水池や井戸の底に敷き詰めたりすることで、人々の命の水を浄め守ってくれると考えたのだ。 ◆成分2:汚染のない海洋ミネラル「久米島海洋深層水」 太陽の光が届かない約612mもの深度で育まれた「久米島海洋深層水(ニガリ)」は、表層の海水とは違い、浮遊物やプランクトン、微生物がほとんどおらず、大気からの化学物質にさらされる機会もほぼない。現代人に不足しがちなマグネシウムを豊富に含み、肌にうるおいを与え、すこやかに整える。また、久米島には日本最大級の取水量を誇る海洋深層水研究所があり、様々な研究が進められている。海洋深層水は健康飲料や化粧品に使用されるほか、クルマエビなど水産物の養殖や農業の養液栽培にも使われており、幅広い分野で利用されるようになった。 ◆成分3:タンパク質を分解する「パパイヤ」の酵素 「青パパイヤ」の果実から採れるパパイン酵素にはタンパク質を分解する働きがあり、タンパク質でできた古い角質や汚れをすっきり落とす。ビタミンCや葉酸、カリウム、食物繊維が豊富で、昔からメディカルフルーツと呼ばれ、消化不良や胃腸のトラブルの治療にも使われてきたパパイヤ。沖縄の長寿食の中でも、パパイヤイリチー(パパイヤの炒め煮)やパパイヤシリシリ(パパイヤの細切り炒め)など、青パパイヤを使ったメニューが豊富だ。