「このままだと数年で消えてしまうかも」 2025年元日の年賀郵便配達が激減、対前年比34%減
日本の伝統的な文化として根付いてきた「年賀状」の配達数が激減している。日本郵便によれば、2025年1月1日に配達した年賀郵便物数が24年に比べて34%減ったという。年賀状に関し、SNSでは「今年も年賀状少なくなったなー」などの声が上がっている。 【画像】日本郵便が発表したデータ。4割近く減少した地域も ■「今年も年賀状少なくなったなー」 日本郵便は2025年1月1日、同年元日の年賀郵便物数(速報値)が4億9100万通だったと発表した。1人当たりで計算すると約4通だった。24 年は7億4300万通で、25年はその66%に減った。 25年用の年賀はがきが63円から85円に値上がりしたことや、メールやSNSなどが普及したことが原因として考えられると、複数メディアが報じている。 SNSでは、 「今年も年賀状少なくなったなー」「私も今年で完全撤退」「このままだと年賀状文化は数年で消えてしまうかも」「LINEでの挨拶が増えたね」 などの声が上がっている。