木下優樹菜“完全アウェー”のキャバ嬢挑戦、加護亜依の“もらい泣き”リポート…体当たりロケで垣間見えたクセ強芸能人の底力<愛のハイエナ2>
タブーなしの番組づくりで異彩を放つABEMA。中でも特に大胆な企画で話題を集めるオリジナル番組が「愛のハイエナ」シリーズだ。現在1~3話を無料配信中のシーズン2では、前シーズンからの目玉企画「山本裕典、ホストになる。」に加え、木下優樹菜のキャバクラ挑戦や加護亜依がリアル“14歳の母”たちの壮絶人生をリポートする企画など、ますますトガッた企画を展開している。 【写真】「名古屋ムズイよ…」さすがの木下優樹菜も苦戦! ■SNS動画再生回数1億回!話題のバラエティ 「愛のハイエナ」シリーズは、ニューヨークとさらば青春の光が“愛に飢えたハイエナ”となり、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく、遠慮を知らないドキュメントバラエティ。昨年7月の特別版でアンジャッシュの渡部健やTKOの木下隆行が出演すると、大胆なゲスト起用や企画内容に多くの反響が寄せられ、翌8月には早くもレギュラー化。山本裕典のホストクラブ体験入店密着をはじめディープな企画が話題を呼び、SNSでの動画再生回数が累計1億を突破した。 現在放送中のシーズン2(毎週火曜夜11:00-11:50 ABEMA SPECIALチャンネル)では、さらにタブー度外視の企画が登場。ここではそのうち、木下と加護が体を張ったロケ企画をチェックしてみよう。 ■木下優樹菜、沖縄に続き名古屋で2度目のキャバ体験 木下が挑んだのは、キャバクラ一日体験入店企画。それも、認められた一流キャバ嬢しか稼げないといわれる中部地方最大の歓楽街・名古屋栄の錦三丁目にある超人気店への挑戦だ。 実は、同番組での木下のキャバクラ挑戦は、今回が2度目。シーズン1では沖縄・那覇のリゾートキャバクラで1日体験入店。初めてのキャバ嬢体験の様子に番組が完全密着した。 2019年に芸能活動を自粛して以降、この時が4年ぶりのロケだったという木下。初めは「どういう感じの声量だったっけ」と緊張している様子だったが、ひとたび店に出れば初めてとは思えないグイグイスタイルの接客で次々と客の心を掴み、ポテンシャルの高さを見せつけた。 木下がこれほどまでに本気を見せるのには、理由もあった。芸能活動自粛時にABEMAの番組でMCを務めていた木下は当時、番組を途中降板。「それなのに、こうやって優樹菜をまた呼ぶって言ってくれたから、期待される以上のことをしたい」と、ABEMAへの恩返しの気持ちを打ち明けていた。 ■「そもそもノリ悪くない?」おじさまガチ説教 大成功だった那覇でのリゾキャバ体験入店から約半年。今回もイケるっしょ、とノリノリで向かった木下だったが、名古屋のキャバクラは別世界。 ビジネス街が近いため客の年齢層も高く、沖縄では大当たりだったタメ口オラオラ接客もまったくハマらず、満足に水割りも作れない木下に「まったくわかってないね。いかんね」「そもそもノリ悪くない?」と説教する客も…。バースデーイベントで1日200本の高級シャンパンをカラにする売上ナンバーワンのシャンパンプリンセスを筆頭に、おじさまたちをほめて転がす名古屋のキャバ嬢たちとの差を見せつけられ、完全アウェー状態。「できないよ」「名古屋ムズイよ、わかんないよ」と泣きごとが口をついて出る。 だが、そのままでは終わらないのが木下優樹菜。持ち前のオラオラ接客で20代の若者のテーブルを盛り上げると徐々にテンションを持ち直し、おじさま客にはほめ殺し接客で場を温めていく。名古屋キャバクラの洗礼を乗り越えた木下が、華麗に羽ばたく夜の蝶として改めてそのすごさを見せつけた#2「名古屋キャバクラ1日入店企画」は現在、ABEMAで無料配信中だ。 ■加護亜依、“14歳の母”たちのその後をガチ泣きリポート #4では、元モーニング娘。でタレントの加護亜依が14歳で出産した女性たちのもとを訪れ、“14歳の母”のその後の人生に迫る新企画が始動した。 「14歳で高額納税者になった加護です!」と元気いっぱい登場した加護が訪ねたのは、1994年に14歳で女の子を出産したまなさんと、2015年に14歳で女の子の母になったあかりさん。加護はこの企画で“人間・加護亜依”を余すところなく見せながら、それぞれの母と子の関係性や過去に迫っていく。 まなさんが、娘のまりえさんに「たくさんのことはしてあげられないけど、結婚式では好きなドレスを着てください」と書かれた手紙とお金を渡したエピソードでは、「泣けるんやけど…私が泣いてしまう」と声をつまらせ、大粒の涙を浮かべる場面も。スタジオのニューヨーク屋敷から「徳光(和夫)さんぐらい泣いてた」とツッコミの声が上がるほどの感動シーンとなった。 さらに加護は、あかりさんの母・まりさんにインタビューした際も「なんか泣けるね」と感極まった様子で、「やっぱり自分の子どもが一番だから、っていうお母さんの気持ちもすごいわかるから…沁みます」と、また涙。“14歳の母”の実態に迫りながら、加護の母としての顔も覗かせた。 ■加護亜依が六本木の超人気キャバクラに潜入 さらに#10では、加護が東京・六本木にある“客単価日本一”の超人気キャバクラに一日体験入店する企画も登場。所属する全員がSNSで平均10万人のフォロワーを抱え、月1千万円以上売り上げるという熾烈な世界で、初めてのキャバ嬢に挑戦した。 客の8割が経営者というこの店で、モーニング娘。「恋愛レボリューション21」やミニモニ。の「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」も歌って数10万円のシャンパンを次々とゲットしていく加護の本気度にスタジオもくぎ付け。強烈なキャバ嬢デビューを果たした加護の驚異の売上げ額にスタジオからは悲鳴が上がった。 今ではなかなか地上波で見かける機会の少ない2人だが、厳しい芸能界で存在感を見せてきた規格外のポテンシャルは健在。彼らのたくましさとポジティブパワーに素直に拍手を送りたくなる、珠玉の体当たりロケバラエティだ。