今夏甲子園準Ｖ関東第一が帝京に敗れ来春センバツ絶望的「夏に向けもう１回チームを」監督／東京
＜高校野球秋季東京都大会：帝京3－2関東第一＞◇20日◇3回戦◇駒沢オリンピック公園硬式野球場 【一覧】秋季東京都大会の勝ち上がり表 今夏の甲子園で準優勝した関東第一（東京）が帝京に敗れ、来春センバツ出場が絶望的となった。今年は春夏連続で甲子園に出場していた。 関東第一は夏の甲子園メンバー3人でクリーンアップを組んだが、帝京先発の村松秀心投手（2年）の140キロに迫る力強い直球に苦しんだ。 9回に1点差まで詰め寄ったが、あと1歩反撃は及ばなかった。関東第一・米沢貴光監督（49）は「よく我慢して食らいついた。やはり勝つことは大変。夏に向けてもう1回チームをつくっていきたい」と力を込めた。 帝京は0－0の4回に、4番立石陽嵩外野手（1年）が左越えの先制＆決勝の2ランを放った。6回には2死満塁から、関東第一の暴投の間に三塁走者が生還して1点を追加した。 帝京は10年以来、15年ぶりのセンバツ出場を目指している。
