【三田友梨佳さん(37)】「アナウンサー失格」と落ち込んだ時に救われた言葉とは|STORY
元フジテレビアナウンサーの三田友梨佳さん。フジテレビ時代は情報番組、スポーツ番組、バラエティ番組と幅広く活躍。報道番組ではニュース原稿を読むだけでなく、ご自身の意見を発言する機会が多く悩んだ日々も。アナウンサーとして転機になった出来事をお聞きしました。 ▶︎【画像を見る】仕事に子育てに、充実した日々を送る三田友梨佳アナ 《三田友梨佳さんprofile》 1987年生まれの37歳。2011年にフジテレビ入社。2014年ソチオリンピックでは現地中継キャスター件リポーターを務める。「めざましテレビ」「Mr.サンデー」「LiveNews α」等に出演。2023年に退社し、現在はフリーアナウンサーとして活躍。プライベートでは2020年に結婚。2023年に第1子出産。
祖父の言葉がきっかけでアナウンサーに
STORY編集部(以下同)ーーアナウンサーになりたいと思ったきっかけは? 祖父の影響が大きいですね。子どもの頃、両親が共働きで兄や姉と歳が離れているというのもあって、祖父と2人で過ごす時間が多くて、いつも一緒にテレビを見ていました。ニュースを見ていると祖父が「このアナウンサー友梨佳に似ているね」と言っていて。私は祖父が大好きだったので、いつか私がテレビに出てニュースを読んでいる姿を見たら喜んでくれるかなと思ったのが、最初にアナウンサーという職に興味を持ったきっかけです。結局、祖父はアナウンサーになる前に亡くなってしまったので、その姿は見せることはできなかったのですが、きっと喜んでくれていると思っています。
無理だと思っていたフジテレビに合格!
ーーフジテレビのアナウンサーになってみてどうでしたか? 私が大学生の頃のフジテレビのアナウンサーはすごく華やかで、内向的な私には向いていないなと思いつつ、でも受ける前から無理だと決めるのもよくないと思い、記念受験のつもりで受けてみました。そんな気持ちで受けていたので、逆に肩の力が抜けていたのがよかったのか合格することができました。入社してからは性格的にバラエティは無理だと思っていたので、報道か、大学時代に体育会系の部活に入っていたので、スポーツを希望していました。上司も理解してくれていて、その方向で背中を押してくれていました。でも、アナウンサーになったからにはいろんな経験をしてみるのも大切だと思ったので、バラエティのお話をいただいたときには挑戦しました。