なにわ男子、台北公演に向け意欲 「地域の言葉バージョンの曲披露したい」/台湾
(台北中央社)7人組グループ、なにわ男子が11月30日と12月1日、グループ初となるアジアツアーの台北公演を開催する。メンバーは9日までに台湾メディアのリモートインタビューに応じ、台北公演に向けた思いを語った。 台北アリーナで開催される台北公演は、3都市を巡るアジアツアーの最初の地となる。海外でのコンサートを前に、言語の準備は進んでいるか聞かれると、道枝駿佑は「現段階ではあいさつをちょっと覚えたくらいで、これから会話やコミュニケーションの言語を勉強していこうかなと思っている段階です」と正直に告白。西畑大吾の「教えてください」とのリクエストに応じ、記者らが「浪花男子」(ランホアナンズ)となにわ男子の中国語名の発音を伝授すると、メンバーも発音を真似してみせたがうまく発音できず、現場は和やかな笑いに包まれた。 過去には所属事務所の先輩グループであるSUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)やHey! Say! JUMPらも台北アリーナでコンサートを開き、中国語で楽曲を披露するなどした。台北公演で言語をアレンジして披露してみたい楽曲はあるかとの質問に道枝は「その地域の言葉バージョンの僕たちの曲というのはすごく皆さんにも披露していきたいなと思っています」と意欲をのぞかせた上で、「デビュー曲の『初心LOVE』であったりとかも披露できたらいいなと思っています」と話した。 高橋恭平は台北公演での訪台が人生初海外となる。台湾で楽しみにしていることを尋ねられると「知識がなさすぎるので、メンバーにいろいろ教えてもらいながら回りたい。初めての海外がメンバーとのライブというのはちょっとうれしいですね」と感慨深げに語った。 鉄道好きとして知られる大西流星は以前、メンバーの藤原丈一郎と共にプライベートで台湾を訪れたことがある。その際、「台湾新幹線(台湾高速鉄道、高鉄)に乗りたいがために少し遠回りして、(桃園)空港から台北まで向かった」というエピソードを披露した上で、今回の台北公演での訪台でやってみたいことについて「もうちょい長い間、新幹線でゆっくりしたいなというのもあります。あとはご飯でいうと、台湾カステラとか甘いスイーツとかも有名だと思うので、そういったものもみんなで一緒に食べに行きたいなと思っています」と期待をのぞかせた。 道枝は日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」で台湾の俳優、シュー・グァンハン(許光漢、グレッグ・ハン)と共演した。台北公演の開催に当たり、グァンハンと連絡を取ったり、公演に招待したりしたのか聞かれると、映画の宣伝活動が終わって以降、「コミュニケーションを取ることはできてない」としつつ、「お時間があれば来ていただけたらうれしいなというのは思います」と控えめに語った。 (王心妤/編集:名切千絵)