【パドレス4－3ジャイアンツ】延長10回＠オラクル・パーク

8回表に18号ソロを放ったパドレスのフェルナンド・タティスJr.（MLB Advanced Media）

　日本時間9月16日、パドレスは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦の最終戦を迎え、守護神ロベルト・スアレスが同点弾を浴びたものの、延長戦の末に4対3で勝利。同地区対決3連戦をスイープし、貯金20とした。スアレスは今季5度目のセーブ失敗を喫するも9勝目（3敗）を挙げ、6番手のエイドリアン・モレホンが2セーブ目を記録。ジャイアンツ7番手のカミロ・ドバルは10回表に2点を失い、3敗目（5勝）を喫した。 【動画】ジャイアンツのエリオット・ラモスがスプラッシュヒットを放つ 　パドレスは両軍無得点で迎えた6回表に一死2・3塁のチャンスを作り、マニー・マチャドの犠飛で先制。直後の6回裏にドノバン・ウォルトンの1号ソロで追いつかれたが、8回表にフェルナンド・タティスJr.の18号ソロで勝ち越しに成功した。ところが、9回裏に守護神スアレスがエリオット・ラモスに21号同点ソロを被弾。この一打は史上初めて右打者が放った「スプラッシュヒット」となった。 　試合は延長戦に突入し、パドレスは10回表にデービッド・ペラルタのタイムリーなどで2点を勝ち越し。10回裏にマイケル・コンフォートの犠飛で1点を返されたものの、4対3で逃げ切った。パドレスは敵地でのジャイアンツ3連戦をスイープし、今季最多となる貯金20の大台に到達。この試合が終了した時点で地区首位のドジャースとのゲーム差を3に縮めた。なお、パドレスの松井裕樹は今日も登板せず。これで6試合連続登板なしとなっている。