現行契約は今シーズン限り

リヴァプールのエース、モハメド・サラー photo/Getty Images

リヴァプールのレジェンドであるイアン・ラッシュ氏は現行契約では今シーズン限りとなる古巣の主力選手たちにメッセージを送った。 リヴァプールで去就が特に騒がれているのはモハメド・サラー、トレント・アレクサンダー・アーノルド、フィルジル・ファン・ダイクの3人で、現行契約では今シーズン限りとなる。3人共今シーズン圧巻の強さを見せるリヴァプールで変わらず主力を務めており、チームには欠かせない存在だ。 そんななか、自身も現役時代にリヴァプールから移籍した過去をもつ同氏が去就騒がれる選手たちについて言及。イアン・ラッシュ氏は一度、リヴァプールからユヴェントスに移籍するも1年でリヴァプールに復帰。その後8年間リヴァプールでプレイした後、リーズへ移籍を果たし、2度リヴァプールを離れる経験をしているが、同氏はリヴァプールのようなクラブは他にないという。 「隣の芝生がいつも青いとは限らない。リヴァプールは本当に素晴らしいクラブだ。私はリヴァプールを離れてユヴェントスにいったが、戻ってくるチャンスを得ることができてとても幸運だった。私はとても恵まれていた。どうなるか見てみよう。結局のところ、すべての選手は、ある段階で退団するか引退する」 「しかし、私としては、リヴァプールを去りたいと思っている選手は一人もいないと思う。リヴァプールはとても大きなクラブであり、特別なサポーターがいる特別なクラブだ。私は、それらの選手たち全員を見るのが好きだ。今後どうなるかはわからないが、3人ともリヴァプールにとって素晴らしい選手だ。いったん選手たちがクラブに愛着を持ってしまうと、そこを離れるのは難しい。本当に素晴らしいクラブだ」（『SportsBoom』より） サラーは最近クラブからオファーがないことを明かしており、アーノルドはレアル・マドリードとの関係が噂されている。3選手全員がトップクラスのため、欲しがるクラブは世界中に山ほどいるだろう。今シーズンもリヴァプールに欠かせない役割を担う3人の去就は今後も大きな話題となりそうだ。