お盆の伝統行事です。小豆島で五目飯を供えて無縁仏を供養する「川めし」が行われました。 【写真】石で作ったかまどで五目飯を炊く

小豆島町の別当川の河原で行われた「川めし」

　14日午前5時ごろ、小豆島町の別当川の河原に地元の家族連れら約40人が集まりました。 　石で作ったかまどに釜を置いて火をおこし、シイタケやニンジン・油揚げなどを入れた五目飯を炊きました。 　出来上がると柿の葉に盛り付け、かまどの石の上に並べ手を合わせます。 　川めし供養は生前の悪い行いで飢えや渇きに苦しむ「餓鬼」に食べ物を与える行事で、小豆島町の無形民俗文化財に指定されています。 （名古屋から帰省） 「子どもが毎年行事を体験できるので、毎回名古屋から帰っています」 　この五目飯を食べると夏バテしないとされていて、家族が輪になって味わっていました。